京都の祭り (2006.4〜) トップページに戻る  目次に戻る

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NO77 (2008.8.23)  京都市

地蔵盆


地蔵盆は京都・大阪・滋賀県など関西で行われる行事です。8月16日の五山の送り火のあと、8月23日・24日に行われます。京都市には路地のあちこちに地蔵(写真)が祀られていて、その数は5000ともいわれています。地域の人たちが代々、地蔵に花を供え信仰のよりどころとしています。

地蔵信仰は元々は平安貴族の間で広まりました。地蔵が、あの世で死者を苦しみから救ってくれると信じられていました。やがて道祖神信仰と結びつき鎌倉時代になって、民間にも地蔵信仰が浸透しました。室町時代から地蔵盆の行事がさかんになったと伝えられています。


★会場1.

地蔵尊を囲んで遊ぶ子どもたち

地蔵は子どもを守り、地獄の鬼から救ってくれると言い伝えられています。地蔵盆の主役は子どもたちで、子どもたちの健やかな成長に願いが込められています。会場により提灯の絵柄が異なります。



★会場2.

地蔵盆スケジュール表には、子どもさんのゲーム(ボーリング・輪投げ)・おやつ・福引き・子どもさんの夜店・・などと子ども中心の行事がどっさり盛り込まれています。家の軒に涼しげなすいかの絵柄の提灯が飾られていました。
















★会場3.

延命地蔵大菩薩が一般的ですが、「小松地蔵菩薩」というのはとても珍しいそうです。路地の地蔵尊が中央の祭壇に祀られます。祭壇にはクイズ大会の景品となるおもちゃも供えられています。
















●行事予定には夜店や花火大会も盛り込まれています。福引きの景品もあります。地蔵盆は地域のコミュニケーションの場ともなっています。
















★会場4.

祭壇には紅白の落雁や果物や飲み物・お菓子が供えられます。お坊さんの読経で地蔵盆が始まります。
















●盆提灯・・各家から色とりどりの提灯が出されます。












●映画「崖の上のポニョ」や、故赤塚不二夫さんを偲んだ絵柄も。ろうそくで灯りを灯した提灯も風情があります。
















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