京都の祭り (2006.4〜) トップページに戻る 目次に戻る
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NO28 (2006.9.25) 東山区東大路松原上る
櫛祭り@・・安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)
●櫛やかんざしに感謝の供養式典
★安井金比羅宮・・八坂神社・祇園の近く
第38代天智天皇の御代に藤原鎌足が一堂を創建し、紫の藤を植え藤寺と号して子孫の繁栄を祈ったことが始まり。第75代崇徳天皇(1119〜1164)は特にこの藤を好まれ、1146年に堂塔を修造して、寵妃・烏丸殿(からすまどの)を住まわされました。崇徳上皇が保元の乱(1156年)に敗れて讃岐(香川)で崩じられた時(1164年)に、烏丸殿は観音堂に上皇より賜った自筆の御尊影をお祀りしました。
その後、1276年頃この地に「光明院観勝寺」が建てられました。応仁の乱(1467〜77)により荒廃した後、元禄8年(1695)に、仁和寺(右京区)で安井門跡と称された「蓮華光院」が当地に移建されました。その時、鎮守として崇徳天皇に加えて讃岐金比羅宮より勧請した大物主神と、源頼政を祀ったことから安井金比羅宮と呼ばれるようになりました。明治維新後、「蓮華光院」は大覚寺に入り、金比羅宮が残りました。
【御利益】・・・悪縁を切って良縁を結ぶ・交通安全・海上安全(京都で唯一の金比羅さんなので、海の安全を祈り、釣り人やマリンスポーツの人の信仰も厚い)
★櫛祭り・・古くなって使えなくなった櫛や女性の髪に華やかさを与えてくれるかんざしに感謝して供養する祭り
【供養の式典】
●久志(櫛)塚の前で、供養のお祓いや祝詞が行われました。式典の前列には古代の卑弥呼風、隣には素戔嗚尊(スサノオノミコト)風の男の人が座っています
●全ての人が地毛で結いあげた「本結い」です。日本髪もワンダフルですね。ずらり揃うと圧巻です。
●供物には酒、果物などがおかれています。供物手前には「使い古しの櫛」が置かれています。前から2列目の人は江戸時代の髪型です
●カツラでなく地毛でよくこんなに立派に結えるなあ・・と感心しました
●拝殿の提灯はマル金です。金太郎さんみたいですね。
●拝殿前の舞殿で芸妓さん(写真)が舞を行いました。大勢の人が見守ります。
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