京都の祭り (2006.4〜) トップページに戻る  目次に戻る

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bP2 (2006.5.15) 上京区京都御所

葵祭1.・・・「路頭の儀」と呼ばれる行列が、京都御所〜皐月の都大路へ


京の三大祭りの葵祭は、優雅典麗で古趣に富み古くから文学史上にも名高い祭りです。下鴨神社と上賀茂神社の例祭にあたります。平安中期の貴族の間では「祭り」といえば葵祭のことを指すほどでした。葵祭には平安時代以来、国家的な行事として行われてきたので、数少ない王朝風俗の伝統が残されています。
行列のあちらこちらに葵の葉が飾られているので「葵祭」と呼ばれています。



●乗尻(のりじり)・・写真左
行列を先導する騎馬隊で上賀茂神社の競馬会(くらべうまえ)の騎手

●検非違使(けびいし)・・警察・裁判を司る役人(六位、五位・・)と続く

















●牛車1.
御所車といわれ平安朝以来乗用車として用いられていたもの。小さな童が水干姿で綱を持ち牛をひく。牛車は2台通ります。















●内蔵寮史生(くらりょうのししょう)
御幣物(宝物、祭りの貢ぎ物を司る役人

●山城使(やましろつかい)
国史庁の次官。祭りの警衛を司る。

●風流傘(ふうりゅうがさ)・・大きな傘に造花をあしらったもの


















●二つ目の牛車

葵祭りの起源は京に都ができる百年以上も前、流行病の疫病を鎮めるために欽明天皇が勅使をつかわし祭礼を行いました。

平安時代になると『源氏物語』(「葵の巻」・・源氏をめぐるふたりの女のたたかい・・葵上と六条御息所・みやすどころの車争いの場面が有名です。)


総勢500余名、馬36頭、牛4頭、牛車2台、輿1台の風雅な王朝行列が続きます。【写真;左・・2台目の牛車が行列の一番最後に通って終わりです。軒先には、藤の花、かきつばた、紅梅、白梅が飾られています。】


●命婦・女嬬(にょじゅ) 

●斎王代の輿
祭りの主役。斎王(さいおう)というのは平安時代に内親王が選ばれて祭りに奉仕しました。禊ぎ(みそぎ)の儀式を葵祭りの前儀として、過日上賀茂神社で行いました。




●騎女(むなのりおんな)
斎王付きの巫女は騎馬で参向するのでこの名がつきました。

























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