滋賀県・彦根の部屋
彦根の寺 井伊家ゆかり 2010.10
■宗安寺(そうあんじ)
滋賀県彦根市本町2丁目、夢京橋キャッスルロード(JR彦根駅から徒歩20分)
初代藩主、井伊直政が上野国から移した浄土宗の寺。ゆるキャラまつりの本部席、メイン会場に位置し、イベントで活用される寺である。
本堂の阿弥陀如来は、淀君の念持佛で大坂夏の陣の時、持ち出された。
●赤門
石田三成の居城・佐和山城の大手門が移築された。朱塗りの赤門が美しい。
●黒門
江戸時代朝鮮と国交があり、李王朝の使者である通信使一行数百名は幕府の往来の途中、彦根に泊まっていた。この寺は正使、高官の宿泊所となっていて、黒門はご馳走搬入の勝手口として使われていたという。白屏とのコントラストが美しい。赤門より数十mに位置する。
■大雲院(だいうんいん) 滋賀県彦根市河原町、花しょうぶ商店街
曹洞宗の禅寺で慶長年間に井伊直政が当地に栄進すると同時に高崎より寺を移す。鎮守堂には地蔵さん、恵比須さんが祀られていて、花しょうぶ商店街が上恵比須商店街と呼ばれていた由縁もここにある。
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