京都の祭り (2006.4〜) トップページに戻る  目次に戻る

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NO9 (2006.5.1)

★曲水の宴(うたげ)・・平安貴族の優雅な遊びを再現

城南宮(じょうなんぐう) 伏見区中島鳥羽離宮町


平安京(王城)の南「城南」、この地は鴨川と桂川に近く、水辺の景色が広がる風光明媚なところとして知られていました。平安時代の末、白河上皇は『源氏物語』に描かれた光源氏の理想の邸宅・六条院さながらに城南離宮を築きました。大宮人はその寝殿造りの建物や壮麗なお堂を臨む広大な苑地に船を浮かべて景色を愛で、四季折々に歌会や宴を繰り広げ、華麗な王朝文化が花開きました。(左の写真;読売新聞に翌日掲載されたもの)

●「曲水の宴」は神苑の「平安の庭」で行われました。ツツジが咲いています。

●雅楽の演奏と共に入場する歌詠みの方々。後方は報道陣。

















●曲水に咲く、淡い紫のアヤメが美しい

●曲水の宴

庭園を流れる遣り水(やりみず)のほとりで、盃を載せた台が流れ着くまでに歌題に従い歌を詠むもので、公卿や女官らの衣装をまとった歌人の姿を1800人の人が見守った。庭園の中には入れないので、報道陣以外の人は遠景からの鑑賞。人が大勢で身動きできず、同じアングルからしか撮影できませんでした。

お題・・お題は「3月3日・弥生」でした。歌人は着座してから、お題を聞き即興で歌を作り、墨をすって筆で短冊に書きます。後で声に出し歌を詠みます。

















●小さな男の子二人は、上流から盃を流したり、細い竿で雛(ひな)流しや人形(ひとがた)流しの手伝いをします
















●歌人をつとめた公卿や女官が退場します。この方たちは実際に歌人会に所属しています
















●白拍子(白拍子の舞がすてきでした)と、『今様』(♪春の弥生の曙に〜)を吟じらた方(後方)

●かわいい男の子がこの日の人気者でした。5963(ごくろうさまでした)
















  
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