京都の祭り (2006.4〜) トップページに戻る 目次に戻る
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NO3 (2006.4.14)
やすらい祭り(今宮神社)・・北区紫野今宮町
●京都三大奇祭(広隆寺の牛祭・鞍馬の火祭)の一つ
京のまつりの多くは御霊会(ごりょうえ)を起源とする。御霊会は貞観5年(863)、神泉苑で初めて催された。京の町に災いをもたらす非業の死を遂げた人々の霊を慰めるためである。この「やすらい祭り」は京都の祭りのさきがけとなり、慰霊のための祭礼であった。
この神社は大徳寺の北に位置する。正暦5年(994))船岡山に創建された疫病鎮護の神社が起こりと伝えられ、その後、今の地に移り今宮神社となる。祭神は、大国主命・事代主命・稲田姫命。
●社殿や桜がきれいでした
●「夜須礼祭(やすらいまつり)」、「安良居祭(やすらいまつり)」ともいって、民俗芸能上も重要な祭りで、民俗無形文化財指定になっている。笛や鉦(かね)・太鼓の囃子(はやし)に合わせて「やすらい花や」と唱えながら街中を踊り回る。赤鬼・黒鬼は音頭取りの詞(ことば)に合わせて輪になって、太鼓・鉦を打ちながら跳躍する。
写真は赤鬼・黒鬼のマネキン人形。まるでお姉さんみたいな鬼でした。本物の鬼(男の人)はこの時間、街中を練り歩いているため、所在がわからない。3時に神社に戻ってくるそうだ。この花傘をくぐると厄除けになるという。
●厄封じの鬼汁や、健康祈願のやすらい人形(ひとがた)もありました。巫女さんはマネキンです。
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