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電子書籍化しました 

著書「ようこそダジャレ万葉塾へ」について

【1.】この本の特徴

★全ページにわたり、ダジャレ大噴火!

★時間・空間自由自在、旅行気分に!

★子どもから大人まで幅広く読まれています



美術品や文化財の話題と・総合学習的な要素とダジャレパワーが複雑に入り乱れた、いまだかつてない新感覚・異感覚ファンタジー小説です。ほぼ全ページにわたって、ダジャレがふんだんに盛り込まれています。

ダジャレの好きな先生や先生の祖父と、ダジャレの好きな生徒たちとの楽しい会話がいつまでも続きます。初めて読んだひとは新鮮な驚きを覚えることでしょう。

  四六判 P367  文・表紙・カット:青山ろまん

『ようこそダジャレ万葉塾へ』

目次

 
1.四郎、寺に戻る
  
2.小茂家の人々
 
3.新学期、小茂四郎先生参上・おもしろ学級開始
  
4.縦割り班結成・班の名前とシンボルマーク決定
  
5.給食の時間
 
6.小笠原の話

7.芸術家の偉業・ミケランジェロに遭遇

8.「モナ・リザ」展

9.剣道の授業・宮本武蔵登場

10.水墨画の授業・雪舟に会う

11.墨で竹をかく 

12.リサイクルの授業
 
13.修学旅行事前学習(1) 万葉の時代
 
14.修学旅行事前学習(2) 万葉集を調べる(アテカンドロップス)
 
15.修学旅行事前学習(3) 万葉の花をかく(日本画)
 
16.修学旅行事前学習(4) 奈良の寺と文化財を調べる(モモダローズ)

17.修学旅行事前学習(5) 奈良の伝統産業と特産品を調べる(マケランジェロ)

18.修学旅行事前学習(6) 飛鳥鍋とクズ料理を作る
 
19.古都の修学旅行(1日目) 興福寺・ダジャレクイズ大会

20.古都の修学旅行(2日目) 東大寺・春日大社・薬師寺・法隆寺・ダジャレクイズ大会

21.古都の修学旅行 (3日目) 明日香村・ダジャレクイズ大会

22.古都の修学旅行(4日目) 平城宮跡・京都(北野天満宮・安倍晴明現る)

23.ダジャレクイズ大会決勝戦                【写真;平城宮跡・朱雀門】


小茂四郎先生の家族紹介



ダジャレ万葉塾の生徒紹介

§縦割り班のメンバー ◎・・・班長 ○・・・副班長

【 マケランジェロ】
◎松島真理子(中2)、○松本ひろみ(小6)、松田れんげ(小4)、天之川てつ(小3)、松山さおり(小4)、松川よしお(小5)、松木みな(小6)、松沢英男(中1)、松原文子(中1)、松永雄介(中2)
【モモダローズ】
◎竹内健一(中2)、○竹村すみれ(小6)、竹中ひでき(小5)、天之川いちご(小3)、竹川なつみ(小4)、竹田あつし(小5)、竹本めぐみ(小6)、竹林敏男(小6)、竹市恵子(中1)、竹山順平(中2)
【アテカンドロップス】
◎梅里卓郎(中2)、○梅原なずな(小6)、梅木加奈子(中2)、梅川とおる(小4)、梅田たけお(小5)、梅宮りか(小4)、梅沢かずお(小5)、梅木田敦子(中1)、梅山勇(中1)、梅畑洋子(中1)


書き出しの部分をちょっとだけ・・・

 【小茂四郎先生は25歳です。ハンサムで長身の先生は女子学生のあこがれの的です。ついこの間までここから1,000kmも離れた小笠原の島で3年間、学校の先生をしていました。しかし、この3月31日に退職しました。なぜやめてしまったかというと、ダジャレを言いすぎてクビになったのです!?  ではなくて・・・】


あらすじ

 【小茂四郎(おもしろう)先生には小茂井駄須(おもいだす)という名前のおじいさん
がいます。おじいさんは自分の弟(小茂井駄世内・おもいだせない)から預かった品物を寺の敷地の木の下に埋めましたが、思い出せなくなってしまいます。
 
 小茂四郎先生は、はるばる小笠原から実家の寺「招福寺」に戻ってきます。実家の家族はみなダジャレ好き。四郎先生は寺の敷地の一角にダジャレ万葉塾を開設します。入学の条件に「ダジャレが好き」という一項目だけもうけました。
 
 小・中学生が総合学習の勉強を兼ねながら古今東西を旅します。時間・空間自由自在。京都・奈良の修学旅行も楽しく、京都では安倍晴明にも出会います。旅行先でのダジャレクイズ大会と決勝戦がクライマックス(明るいマックス)。 あなたはどこまでこのダジャレに耐えられますか。
 
 そしてついに・・・祖父の品物の隠し場所が・・・】

       
                                 

          

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【2.】執筆の動機・目的

1.)笑いの効能・・・・笑う門には福来たる

最近の新聞に、笑いの効果に関するアメリカ・カリフォルニア大学の研究チームの報告が載っていました。それによると、楽しいことを見たり聞いたり、楽しいことを待つだけで、免疫力を高める成長ホルモンが87パーセントも高くなり、逆にストレスがあるときに分泌されるホルモンが39パーセントも減るそうです。これは「病は気から」という言葉を裏付ける調査結果だと思います。

2.)学校は笑う場所・楽しい場所

学習意欲や生きる意欲・やる気は楽しい雰囲気の中から湧き出るものです。学校に来たからには大いに笑って帰ろう!笑いには「学級崩壊・いじめ・不登校」の抑制効果があります!?たくさん笑ったあとに、人をいじめようと思う人はいないと思います。


3.)なぜダジャレなのか

ダジャレが3度の食事と同じぐらい好きで、以前からダジャレ本を出版したいと思っていました。


4.)ダジャレの効能
ダジャレは疲れた心と体を癒すビタミン剤です。

ダジャレはいつでもどこでも誰でも道具無しで気軽に楽しめる言葉の遊びです。

ダジャレは昨今、コマーシャルやキャッチコピーとして私たちの生活に定着しつつあります。最近は新聞や雑誌の「見出し」にもダジャレが活用され、紙面の楽しさが増幅しています。

授業中にダジャレやジョークを飛ばすと、生徒の目がパッと輝きます。生き生きしてきます。生徒の楽しそうな顔を見るとわたしも幸せな気分になります。ダジャレには「居眠り防止・私語が無くなる・集中力アップ」のすごい効果があるのです。無論、教材内容の充実や授業の進め方などが大前提になります。 

5.)国内外の文化財を大切に継承していく

私は国内外の遺跡や文化財を訪ねたり美術品を見たりすることが大好きなのでテーマに盛り込みたいと思いました。

中学・高校とも修学旅行先が京都・奈良でしたので、その頃から古都の文化財が好きになりました。高校の修学旅行では仏像やお寺・庭園のスケッチが楽しかったです。学生時代は考古学研究会に所属し遺跡の発掘や勉強会をよくしました。

その後、海外ではエジプトのピラミッド(写真右)やカルナック神殿、ギリシャのパルテノン神殿、中国では万里の長城・故宮・秦の始皇帝稜などワイルドな建造物に出合いました。雄大な景色を見たり、雄大な建造物を見ると心もワイルドになります。ロシアのエルミタージュ美術館やピョートル宮殿も素晴らしかったです。

子どもの頃から文化財に親しもう・・・・美しい文化財に接して心を豊かに。

6.)総合学習的な要素・・・全ての学問は総合学習に通ずる

例えば『地球温暖化で何が起こるか』の著者で気候物理学者のスティーブン・シュナイダー氏は著書の中で「地球温暖化の問題は地質学・生態学・大気科学・生物学・エネルギー技術・化学・農業経済学・海洋学・政治科学・経済学・哲学など総合的に絡み合っている」と述べています。本著のダジャレ本で、地球温暖化や奈良の伝統的な郷土料理についても触れてみました。

7.)異世代との交流を大切に・・

核家族化が進み異世代の交流が希薄になりつつある昨今、高齢者への慈しみの心を盛り込みました。

8.)自由な発想ののびのびとした学校がテーマ

わたしたちの日々の活動は時間や空間・約束事にしばられていますが、そこから解き放たれて自由自在に空想の世界に遊んでみたいと思いました。文章を書く醍醐味は非現実世界
を本の中で具現化できるということです。わたしはこの本の中で『ダジャレ万葉塾』という自分の理想とする学校を創りました。


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【3.】取材の思い出・・京都博のユニークな「雪舟展」のキャッチコピー


「雪舟展」・・・・2002年の3月、京都国立博物館で「雪舟展」を観ました。鴨川にかかる七条大橋を渡って三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)に向かって歩いている時のことです。タバコやさんに貼ってあるポスターがいきなり目に飛び込んできました。

『人は彼を画聖(カリスマ)と呼ぶ。見逃せば、次は五十年後。それまであなたは待てますか。』

大胆なキャッチコピーにしばらくくぎ付けになりました。わたしは今まで色々な展覧会に行って色々なポスターを観ましたがこんなに人を引きつけるポスターに出会ったのは初めてです。こんなユニークなキャッチコピーをいったい誰が考えたのしょう。博物館の学芸員の人かなあ・・・。どんな人が考えたのかお会いしたいです。今度開催されるのは五十年後。あなたはそれまで待てますか。というより五十年後まで生きていられますか、です。ここで観ておかないと最初で最後になると思ったので、吸い寄せられるようにして国立博物館に向かいました。


展覧会は大変な混雑ぶりで人・人でごった返していました。会場内では人数制限をしていましたが、特に人気のある有名な作品の前では四重、五重の人垣ができていました。

年輩の人が多かったのですが、アベックとか春休みなので大学生も多かったです。大学から宿題として出されたレポートの課題が「雪舟展」のようで、文化史とか美術専攻と思われる学生たちが必死でメモっていました。

わたしも、人にもみくちゃにされながらメモりました。わずか二十七日間の会期中(それぞれの会場の会期)に、京都国立博物館で二十二万人、東京国立博物館では三十万人近くの人が訪れたそうです。この人数からして「雪舟」の人気の高さが偲ばれます。

本著にも「雪舟展」の様子がリアルに再現されています。「雪舟展」に行かれた方も行かれなかった方にも楽しめる内容になっています。


写真 京都:安倍晴明神社(本著に安倍晴明も登場)、奈良:明日香村、奈良公園の鹿
  
    

                              







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奈良県明日香村が熱い
・・本著に明日香村も登場します

1)2005年1月放送予定のNHK古代史ドラマスペシャル「大化改新」のロケが奈良県明日香村で2004年の春から開始されます。23歳の中臣鎌足役はV6の岡田准一さん、幼なじみに木村佳乃さん、26 歳の蘇我入鹿(蘇我馬子の孫) には渡部篤郎さんが演じます。明日香村は観光や取材で何度も行ったので古代史ファンとしてはとても嬉しいニュースです。前回のドラマスペシャル「聖徳太子」も楽しかったです。(2004.3) 

写真:明日香村 酒船石遺跡「亀形石造物」

2)明日香村での出土、相次ぐ

・明日香村の飛鳥京跡から飛鳥浄御原宮・あすかきよみはらのみや(672−694)の中心施設「正殿」と見られる大型高床式建物跡が発見されました。この建物で、わが国初の法律「浄御原令」が制定されたり最古の貨幣「富本銭」の鋳造が決められたそうです。(2004.3.8)

・明日香村の島庄・しまのしょう遺跡から蘇我馬子の邸宅とみられる建物跡3棟が発見されました。蘇我馬子は聖徳太子と共に朝廷の実権を握った飛鳥時代の大豪族です。島庄遺跡の近くには馬子の墓とみられる石舞台古墳もあります。(2004.3.11)

・飛鳥京跡・島庄遺跡の現地説明会が行われ、説明会には1万人の古代史ファンが集まりました。わたしも行きたかったなあ・・・。(2004.3.13)


3)明日香村ではNHK「大化改新」のロケが行われています。主演は草木染めのカラフルな衣装を身につけています。地元のエキストラも150人動員しています。1)参照・・・(2004.4.26)


秋篠宮眞子様が2004年3月18日に学習院初等科を卒業されましたが記念の文集には、唐招提寺や正倉院の思い出と古典絵画(日本画)への想いや文化財の保護や修復への興味などが綴られているそうです。そして将来は今にも飛び出しそうな鳥を描きたいとか・・・。描きたい鳥とは明日香村・キトラ古墳の「朱雀」のような鳥なのかなと思いました。わずか十数歳の年齢で古典絵画(日本画)や文化財に興味を馳せるというのはとても素晴らしいことだと思います。(2004.3.18)

写真 日本画の画材:岩絵の具・水干(箱入り)

                                        

奈良市の法華寺境内で藤原不比等(中臣鎌足の2男)の邸宅跡が見つかりました。柱穴は宮殿なみの大きさだそうです。(2004.4.29)

奈良県明日香村、キトラ古墳(7C末〜8C初め)の石室から、被葬者の頭部のものと見られる骨と歯が計10点と木管の金具1点が発見された。この資料から被葬者を絞り込めるそうだ。いったい誰の墓だったのか非常に興味深い。(2004.6.19)


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